坂道のアポロン

1966年初夏。 高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。 それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。 千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。 仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて! 千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。 アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!
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#1 モーニン

#1 モーニン

 

「#1 モーニン」のあらすじ

父親のもとを離れ、叔父のいる九州の高校へと転入した西見薫。
しかし転入初日、慣れない環境と周囲からの好奇の視線に耐えられず、薫は激しい吐き気を催してしまう。
教室を飛び出し、あわてて学校の屋上へと向かう薫。
しかしそこで彼を待っていたのは、川渕千太郎との出会いだった。

 

#1 モーニン

 

#2 サマータイム

#2 サマータイム

 

「#2 サマータイム」のあらすじ

千太郎のドラムプレイを目の当たりにした薫。
その日から、彼の頭のなかではジャズの響きが鳴り続けていた。
そんななか、クラスメイトである律子の父が営むレコード店に、お客が訪れる。
千太郎が「淳兄」と慕う桂木淳一を交えて、地下のスタジオで始まる、突然のセッション。
初めて見る生のジャズセッションに、薫は興奮を隠しきれない。

 

#2 サマータイム

#3 いつか王子様が

#3 いつか王子様が

 

「#3 いつか王子様が」のあらすじ

夏の海水浴場で、ひとつ年上の美しい先輩・深堀百合香と出会った薫たち。
その清楚な雰囲気に、千太郎はすっかり心を奪われる。
毎日のジャズの練習にも身の入らない千太郎の様子を見かねて、薫は千太郎に、百合香に交際を申し込むようにけしかける。
そして律子を交えた4人は、ピクニックに出かけることになるが・・・・・・。

 

#3 いつか王子様が

 

#4 バットノットフォーミー

#4 バットノットフォーミー

 

「#4 バットノットフォーミー」のあらすじ

クリスマスが近づいてきたある日、東京から再び淳一が戻ってきた。
喜ぶ千太郎たちを前に、彼は「ライヴをやってみないか」と持ちかける。
場所は、近くの繁華街にあるジャズバー。
初めての人前での演奏に、2人は緊張と期待で胸をふくらませる。
だがその一方、先日の突然の告白以来、薫と律子はぎくしゃくした雰囲気が続いていて・・・・・・。

 

#4 バットノットフォーミー

#5 バードランドの子守唄

#5 バードランドの子守唄

 

「#5 バードランドの子守唄」のあらすじ

キスの一件以来、さらに悪化した薫と律子の仲。
バツの悪くなった薫は結局、ジャズの練習に一度も顔を出さないまま、年を越してしまう。
そんなある日、彼のもとに一通の手紙が届く。
そこには、音信不通になっている母の近況が書かれていた。
薫は、十数年ぶりに母と再会するため、無理矢理同行してきた千太郎とともに東京へ向かう。

 

#5 バードランドの子守唄

 

#6 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ

#6 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ

 

「#6 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ」のあらすじ

春。二年に進級した薫たちの前に、ド派手なクラスメイトが現れる。
ビートルズや流行の音楽にのめり込み、髪型もマッシュルームにした松岡星児。
彼は、自分が率いるロックバンドのドラムに、千太郎を誘う。
初めは拒否していたものの、じつは苦労人である星児の境遇を聞き、共感を抱く千太郎。
彼は、その願いを快諾するのだが・・・・・・。

 

#6 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラブ・イズ

#7 ナウズ・ザ・タイム

#7 ナウズ・ザ・タイム

 

「#7 ナウズ・ザ・タイム」のあらすじ

星児のバンド、オリンポスに参加することになり、練習に忙しい千太郎と、学園祭の実行委員に選ばれた薫。
2人の距離は、開いていくばかりだった。
そして迎えた学園祭の当日。
観客の歓声を集めるオリンポスを目にして、薫は苦々しい想いを押さえきれない。
しかし、そのステージで思わぬトラブルが発生して・・・・・・。

 

#7 ナウズ・ザ・タイム

 

#8 ジーズ・フーリッシュ・シングス

#8 ジーズ・フーリッシュ・シングス

 

「#8 ジーズ・フーリッシュ・シングス」のあらすじ

まるで別人のような姿で地元に戻ってきた淳一。
尊敬する淳一のボロボロの姿を目にした千太郎は、ショックを隠しきれない。
周囲に巻き込まれるように大学紛争のリーダー的立場になった淳一。
しかし彼はそこで忘れられない挫折を味わっていた・・・・・・。
彼のアパートに押しかけた百合香は、傷ついた彼の姿を見て、すべてを捧げる決意をする。

 

#8 ジーズ・フーリッシュ・シングス

#9 ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー

#9 ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー

 

「#9 ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー」のあらすじ

薫が九州に来て2回目のクリスマス。
律子の気持ちを勘違いしたままの薫は、星児が主宰するパーティに出向くものの、寂しさを感じずにはいられない。
一方、薫のために手袋を編む律子もまた、もどかしい想いに悩んでいた。
自分からフッておいて、告白できるはずもない。
逡巡する彼女の背中を押したのは、千太郎の言葉だった。

 

#9 ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー

 

#10 イン・ア・センチメンタル・ムード

#10 イン・ア・センチメンタル・ムード

 

「#10 イン・ア・センチメンタル・ムード」のあらすじ

東京に駆け落ちした淳一と百合香――千太郎の恋は悲しい結末を迎えた。
一方、薫と律子は、クリスマスの一件を経て、徐々に接近。
なかなか次の一歩が踏み出せない薫だったが、風邪のお見舞いにやって来た律子に、彼は二度目の告白を果たす。
そして季節はめぐり、高校三年の夏。
練習に打ち込む千太郎に、ある知らせが舞い込む。

 

#10 イン・ア・センチメンタル・ムード

#11 レフト・アローン

#11 レフト・アローン

 

「#11 レフト・アローン」のあらすじ

父親の帰郷を知り、黙って家を出る千太郎。
だが彼を待ち伏せる人物が・・・!?
文化祭が近づき、星児から挑戦状を叩きつけられた薫たちは、意外なメンバーを増やし名曲「マイ・フェイバリット・シングス」をレパートリーに入れて高校最後のステージに臨む。
準備は万端、あとは本番を残すのみとなった前日、思いもよらない出来事が!!

 

#11 レフト・アローン

 

#12 オール・ブルース

#12 オール・ブルース

 

「#12 オール・ブルース」のあらすじ

姿を消した千太郎。
薫はその現実を冷静に受け止めようとするあまり、律子を傷つけてしまう。
気持ちがすれ違ったまま、薫は東京の大学に合格し、町を離れる日が来るが・・・!?
奇跡的に出会った薫と千太郎がジャズを通じて共鳴し輝いた時間。
その光を失った薫の心はどこへ向かう?相棒との絆はどうなる?衝撃展開の最終回!!

 

#12 オール・ブルース

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